「無農薬のお米」というフレーズを改めて、「農薬 不使用米」としますね。
うちのお米のことを、
「美味しいですか?」と問われることがあります。少し考えて、「美味しいですけど美味しさは売りにしていません。」と、ちょっと考えないと分からないような、返答をしてしまいます。
「無農薬栽培」という言葉から
想像されることはさまざまあると思いますが、
無農薬だから、
有機栽培だから
美味しくて、安全ですよ、と
私は思わないのです。
美味しいや安全かどうかは
まずは、育てた人があり、
その人の気持ち、
思想がある、ということが前提で、
そして、それを、食べる側の人が
感じ、判断することだと思うからです。
食卓と、
田んぼや畑に、海や山が離れすぎて
それらと自分が繋がっているということを
忘れてしまいそうになりますね。
先日いらっしゃったお客さんに
「安心して買えることが美味しい」と
言って頂き、
この上ない喜びでした。
田んぼ側からも
食べる側の人に
発信していくことが
必要な時代なんだと思う今日この頃。
美味しさの基準は自ら
作っていけます。