23歳の時に職業がお米農家になりました。
「お米作りは自分にとって何なのか?」
模索し続けてきた17年でした。
そして辿り着いた自分のテーマが
「食べ物と農業はお金だけでは図れない」
というもの。
日本が都市化すると共に
水田農業は衰退の一途をたどってきた。
「田んぼは儲からないからやめる」
都市化による弊害を受けてきたのは
「お金」という"ものさし"だけでは図れない
人の心…つまり、
あるがままの"自然"である自分自身なのである。
"誰かのものさし"ではなく
"自分のもっているものさし"で
今こそ生きてみよう。
「どうでもいいとされてきた詳細」にこそ
"神は宿っている"=その人自身が在る
「お米の可能性」とは
本当はあるはずの、その可能性のことを意しており、その開拓の一つとして
精米・直売所を始めました。
食べる人に直接売る。又は作る人から直接買う。話す。知る。
そこで交わされるのはお金だけではない。
お金というモノに形を変えた
互いの、【愛】なのである。